2006年12月08日

The Different Shades Of Brown / Have A Heart

dsob.jpg

幻のグループThe Different Shades Of Brown(以下DSOB)の編集盤CD(2006年リリース)。
先日ディスクユニオンにて購入。

CDの内訳は、DSOBとしてモータウンから73年にリリースされたシングル1曲に、
Lovemakers名義としてIsland Recordからリリースされた3曲、
70年代の未発表曲5曲に、新録と思しき5曲の、合計14曲収録。
(もしかして曲の内訳数がちょっと違うかも・・・)

まずはなんといってもモータウン皿「When The Hurt Is Put Back On You」であろう。
このCDの注目曲であり、DSOB名義でリリースされた唯一の収録曲だ。
切ないピアノのイントロに、はかなすぎるファルセット、強調されたサビのメロディーライン、
そして最後のコーダでのバリトンとファルセットが絡み合うさまは、
まるで短命な花が最後の力を振り絞って咲き乱れるかのごとく、はかなく素晴らしい!
しかしこの曲の音源がやたらと音が悪く、まるでブート音源のように音がこもっていてよろしくないのだ。
素晴らしい甘茶曲だけに、もっと良い音で聞きたかったなぁ〜
ちなみに先日山下達郎氏のSSBでOAされた模様をzoukyさんがレビューしてます。(こちらで

Lovemakers名義の3曲はどれもアップもので、
ノーザンのりのかわいらしい「When You're Next To Me」が良い。

70年代の未発表5曲の中では、
スティービー・ワンダーを意識したと思われるメロウテイストのバラード「Farewell Love」と、
ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルーノーツの「二人の絆」を下敷きにした
甘茶バラード「Close,Close」の2曲が出色の出来で満足だ。

新録と思しき5曲の中では、
60'sのドゥーアップを再現したようなタイトル曲「Have A Heart」がなかなかの好曲に仕上がっているが、
リック・アストリーの「Never Gonna Give You Up」を、
「Girl,We Ought To Be Together」(これもカバーなのかな?)と
うまくマッシュアップさせカバーした一品がなかなか面白く、
新録の中ではこの曲が一番の出来だと思う。

最後に全体の印象についてなのだが、
このCDの音源のレベルが曲によりまちまちなので、
アルバム通してじっくり聞く作品というよりかは、
ちょっと風変わりなソウルコンピとして接するといいかも知れませんね。
posted by xylitol at 22:35| Comment(17) | TrackBack(0) | 甘茶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
参考になりました。どうもです。
Posted by zouky at 2006年12月08日 23:35
私もDifferent Of Shades Of BrowのCDを手にいtれましたが、Lovemakers名義の3曲は入っているとは知りませんでした。どの3曲がそうなのでしょうか?もし宜しかったら教えていただけないでしょうか。宜しくお願いいたします。
Posted by funky lady at 2006年12月09日 00:16
When The Hurt〜のシングル盤発注しましたよ。$12ぐらいだったかな?。
このCDそんなに音悪いの?許せないぐらい?。
Posted by masato at 2006年12月09日 06:48
zoukyさんへ。
俺の拙文を参考にしていただき、ありがとうございました。
この手のグループは謎に満ちているため、zoukyさんのような博識な方々のお力添えが必要です。
これからも情報交換しながら教えてくださいね。
Posted by xyli at 2006年12月09日 11:36
funky ladyさんへ。はじめまして。
Lovemakersの3曲ですが、
「When You're Next To Me」、「Down & Out」、「My Girl Is Dynamite」とのことです。
詳しくは↓のサイトの2006-10-16を参考にどうぞ。

http://blog.diskunion.net/user/kurojiru/kurojiru/2006-10.html
Posted by xyli at 2006年12月09日 11:46
masatoさんへ。
「When The Hurt〜」シングル手に入るといいですね。
もし手に入ったら、masatoさんのブログで紹介してくださいね。

このCDの音源なんですが、お世辞にも音が良いとはいいがたいですが、
貴重な音源の数々が収録されているので、これだけでも価値があるCDだと思います。
Posted by xyli at 2006年12月09日 11:57
xyliさん、有難うございます。Different Of Shades Of BrownとShades Of Brownが同じグループではないことをもっともっと言った方が良いですネ。Different Of Shades Of Brownは1971年にClay McMurryに見出されTamlaから「LabelMe Love」でデビューし1975年にLovemaker名義でIslandからシングルを発表したんですネ。その関係でClayのレーベルから今回の発表になったのでしょう。新録があまりないので昔の音で出ています、だったんでしょうか?
Posted by funkylady at 2006年12月09日 14:30
xyliさま、Kでございます。
リック・アストリーの「Never Gonna Give You Up」を、「Girl,We Ought To Be Together」(これもカバーなのかな?)と

非常に気になります。
どのような曲調なのでしょうか?

ByPWLマニア
Posted by K at 2006年12月10日 11:56
funky ladyさんへ。
Different Of Shades Of BrownとShades Of Brownは同一グループではないみたいですね。

>>新録があまりないので昔の音で出ています
できればもうちょっと70年代の未発表とか既発表曲を
収録してくれたらよかったのに、と思いました。

funky ladyさんはかなり博識なお方のようなので、これからもいろいろと教えてくださいね。
Posted by xyli at 2006年12月11日 22:45
Kさんへ。
PWLマニアでピンときました。
「Never Gonna Give You Up」ですが、なんといったらいいんでしょうか・・・
かなりチープな音によるカバーですよ。
正月にでもKさん家に遊びにいきますので、そのとき聞かせますです。
Posted by xyli at 2006年12月11日 22:54
funkyladyさん、お初です。

>>Different Of Shades Of BrownとShades Of Brownが同じグループではないことをもっともっと言った方が良いですネ。

このことを間違って伝えてしまった山下達郎氏にはFM番組で訂正してもらおうかと思いますが、彼に何と伝えればよいでしょうか?よろしくお願い致します。

Posted by zouky at 2006年12月12日 00:01
山下達郎さんに・・・大それたことですが、実はDifferent Shades Of Brownに関してはBiographyが入手できました。そこには、オハイオ出身で1971年にClay McMurryに会いDifferent Shades Of Brownとして4人組で72年にレコードデビュー,その後75年にLovemakers名義でIslandからシングルを出したと書いてあります。オリジナルメンバーは、今回のCDジャケに書いてある中では2人だけですネ。またPreeとクレジットされている人は作曲もするシスターです。音では中々確認できませんがこの人が入っている曲は新録かも知れません。で、オリジナルメンバーの中には一人もShades Of Brownとの関係は見つかりません。それで、Differentなんでしょうネ。
Posted by funkylady at 2006年12月12日 08:15
ピンときちゃいました?
元々違う土俵の人間が無理やり入ってきたみたいでスイマセン!

PS.先日のヤマタツさんのSSBで、偶然にもGive me just a little more timeと
be thankful for what you gotがたて続けにかかりました。
たまたまPWLカバー曲の連発でした! ぜひ遊びにきてくださいな!
Posted by K at 2006年12月12日 23:10
ピンときちゃいました?
元々違う土俵の人間が無理やり入ってきてスイマセン。

PS.先日のヤマタツさんのSSBで、偶然にもgive me a just little more timeと
be thankful for what you gotがたて続けにかかりました。
たまたまPWLカバーモノでした。
是非とも遊びにきてください!
Posted by K at 2006年12月12日 23:28
funky ladyさんへ。
Different Shades Of Brownのバイオグラフィーありがとうございました。
オハイオ出身だったんですね。てっきりデトロイトかと思ってました。
ヤマタツさんにはzoukyさんから伝えてもらいましょう。
Posted by xyli at 2006年12月12日 23:49
Kさんへ。
別にあやまらなくてもいいですよ、大歓迎です。
今週のSSB聞けなかったんですが、「Give Me Just A Little More Time」と
「Be Thankful For What You Got」がかかったんですね。
そのうえ「Cry To Me」まで・・・う〜ん聴きたかったなぁ〜

正月遊びにいきますね。
Posted by xyli at 2006年12月12日 23:57
funkyladyさん、私のブログでも甘茶大好き君さんが別グループとおっしゃってましたので、きっとそうなのでしょうね。山下達郎SSBにハガキ出すの面倒なんで、事務所あてにでもメールしときます。どうも有難うございました。
Posted by zouky at 2006年12月13日 00:02
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