2007年08月29日

V.A. / "Talk to the Rain" Mainstream Soul Survey

TalkToTheRain.jpg

Mainstream、及びその傍系レーベル(\ Chains、Brown Dog)の、
グループもののお宝音源を集めたコンピ(2007年リリース)。

ほとんどの曲がシングルでしか聴けない音源ばかりなので大変貴重であり、
特にスウィート好きには格別な一枚ではないだろうか。

全19曲収録のうち、半数以上がスウィートソウルで占められており、
その素晴らしい傑作を取り上げてみると、

特徴的なファルセットと口ずさめる程のわかりやすいメロディーライン、
雨をテーマにした曲だからこそのコーラスワークが光るSpring「Talk To The Rain」や、
よりファルセットを強調した泣き虫度の高い、同じくSpring「Look To Me Baby」、

少しもやのかかったようなサウンドの上で、男女2人が甘くささやくように求愛を唄う
Spectrum「Let's Fall In Love」、

せつないメロディーを助長するファルセットにヤラれる
The Fabulous Determinations「Don't You Make Me Blue」、

説明不要のSpecial Delivery feat. Terry Huff「The Lonely One」、

他にも、Spring「You're So Hard To Forget」やChocolate Syrup「Just In The Nick Of Time」、
Steptones「Don't You Want To Fall In Love」と良曲・好曲ぞろいでまいってしまう。

そして、このCDのもう一つの売りともいえる
Dramatics(The Dramatic Experience)の4曲も大変素晴らしく、
特に、ウィー・ジーの荒々しいバリトンに「艶唄」という2文字を連想してしまったバラードの「Feel It」や、

ロン・バンクス似のファルセットとウィー・ジーとのからみ、
本家ドラマに引けを取らないコーラスワークが堪能できるアップの「No Rebate On Love」と最高だ!

こんな素敵なコンピを作ってくれたP-Vineならびにスタッフに、
再び感謝感激です。
posted by xylitol at 23:53| Comment(4) | TrackBack(0) | 甘茶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月19日

The California Executives / Dancing And Romancing

California Executives.jpg

カリフォルニア州出身のコーラスグループThe California Executivesの唯一の作品(87年産)。
先日再発CDにて購入。

一応グループ名義になってはいるが、アルバム製作時に内輪もめによるグループ分裂が生じたため、
リードヴォーカルのロナルド・ダッドリーをfeat.した、いわばソロ作品に近い作品となっている。

収録曲は全9曲。
A面に当たる4曲が、ニュージャックスウィング前夜ともいうべき80's後半当時のダンスナンバーを収録。
B面に当たる5曲が、アーバン風味のロマンティックバラードを収録。

やはりスウィート好きには、B面のバラード5曲に耳がいってしまうのだが、
どの曲もなかなかの出来なので取り上げてみると、

ロナルドの熱い唄いっぷりと、メロディーの素晴らしい出来具合が、
見事に合致した「Let Me Love You Tonight」や、

ルーサー・ヴァンドロスを意識したと思われるシルキーソウル
「What Are You Afraid Of」、

シングルVer.に比べると幾分うす味になってはいるが、
メロディーの持つ本質的な良さが映える「I Don't Know Why」と良い。

全編打ち込み仕上げだったり、コーラスの弱さや、
アップサイドによる時代性などのマイナス面は否めないものの、
バラードの持つ普遍的な力を、今さらながら感じることのできる一枚だと思う。
posted by xylitol at 22:28| Comment(5) | TrackBack(0) | SOUL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月09日

The Fabulous Waller Family / Love Moods

FabulousWaller.jpg

ヴァージニア州出身の5人組兄妹グループ、The Fabulous Waller Familyの唯一の作品(80年産)。
先日再発CDにて購入。

赤と白を基調とした色使いとハートマークをあしらったジャケがとても印象的で、
視覚から甘々なモードにさせてくれる、とても良いジャケだと思う。

中身の内容はというと、収録曲は全8曲で、
バラードが5曲、アップが3曲という構成。

バラードはどれもこれもスウィートに仕上がっており、
フレンチホルンのイントロからもわかる通り、デルフォニックスのオマージュではないかと思わせる、
傑作甘茶の「How Long Will I Be A Fool?」や、

キンキンのファルセットが大いに唄う、好きモノには完全K.O.級の「Without You Tonight」、

スウィートの中にほろ苦さを持たせた「You Don't Miss Your Water」や、

「Without You Tonight」の持つ雰囲気をテナーリードと女性Vo.のリードで、
また違った味わいにした「What Good Is Love」、「I Love You So」と、
バラードの出来栄えはこの上なく素晴らしい!

またアップでは、
バラード同様の甘々なムードを保ったミディアムの
「The Feelings That I Have」が可愛らしくウキウキする、これ股傑作の一曲だ。

各人のリードの唄いっぷりやコーラスワークの厚み、オーケストレーションを携えた演奏など、
聴きごたえのある、甘茶最高級の一枚だ!
posted by xylitol at 23:08| Comment(4) | TrackBack(0) | 甘茶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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