2007年06月30日

Timeless Legend / Synchronized

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オハイオ州出身の4人組コーラスグループ、タイムレス・レジェンドの唯一のアルバム(76年産)。
先日再発CDをさんから購入(サンクスです!)。

CDの内容は、本編9曲+ボートラ2曲という構成。

本編の内容はというと、
躍動感のある力強いアップ「I Was Born To Love You」で幕を開け、
ソフトロック風の「Lonely Man」や、スライ風ファンク「River Boat Queen」、
ラテン風味の「Checking You Out」があると思ったら、
女性ヴォーカルをfeat.したバラード「Love's Choice」と、
非常にバラエティーに富んでいる。

その中でも、屈指の甘茶バラード「You're The Best Thing」が素晴らしい出来で、
ファルセットとコーラスの絶妙なハーモニーが味わえる、
まさに絵に描いたような王道の甘茶ソウルが堪能できる。

また「Where There's A Way」は幾分地味ではあるが、
「You're The〜」に準ずる内容の甘茶曲で、なかなかの美味だ。

ボートラは、80年産のシングル2曲で、
「Do You Love Me」は80'sらしいアーバンテイストなバラードで、
ブラックミュージックの漆黒な世界が広がる、まさしく黒い大人が聴くにふさわしい一曲。

とかく値段と内容とが伴っていないレア盤というのが存在するが、
この盤に関しては出来は上々だし、ジャケは雰囲気あるし、
なかなかの好盤として位置づけても良い作品だと思います。
posted by xylitol at 01:48| Comment(16) | TrackBack(0) | 甘茶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月23日

Micheal Wycoff / Love Conquers All

wycoff2.jpg

米西海岸で活動していたヴォーカリスト兼キーボーディストの
マイケル・ワイコフの2nd(82年産)。
先日再発LPにて購入。

フリーソウルがらみで10年ほど前に一度CD再発されたのだが、
すでに廃盤になっているため、なかなか手に入らない代物になってしまった。
今回はLPでの再発ではあるものの、聴けることができ、とても感謝している。

実際のところ、このアルバムのハイライトは、Zhaneの「Hey Mr.DJ」ネタで知られるミディアムダンサー
「Looking Up To You」に他ならないのだが、

ダニー・ハサウェイに影響を受けたと思われるヴォーカルスタイルを駆使し、徐々にソウル熱を上げていく、
傑作のミディアムスロー「Love Conquers All」や、

よりダニー・ハサウェイスタイルを踏襲したフュージョン風の「Take This Chance Again」、

80'sファンク調の「Still Got The Magic」、「Diamond Real」と良い。

再発LPもいいんですが、やはりCDでクリアな音で聴きたい一枚ですね。
再CD化キボンヌ。
あと、「Love Conquers All」を教えてくれたさんにサンクス!です。
posted by xylitol at 22:56| Comment(4) | TrackBack(0) | SOUL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月17日

The Beginning Of The End / Funky Nassau

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バハマ出身のマニングス3兄弟+1の計4人のメンバーによるマイアミ産ファンクバンド、
ザ・ビギニング・オブ・ジ・エンドの1st(71年産)。

バハマ出身ということもあり、ラテン・フレーヴァーを盛り込んだホーンセクションと、
70年代初頭のファンク・フレーヴァーそのものを捉えたギターカッティングのかっこよさの、
2つの軸で作り出されるサウンドとグルーヴが最高に気持ちよく、思わず踊り出したくなるほどだ。

バハマの首都ナッソーを讃えた彼らの代表曲「Funky Nassau」を基準と置いたとき、
他の曲はどれもそれをひな形にし新たに作られた、いわば二番煎じ的な曲がほとんどなのだが、

より攻撃的に仕上がった「Come Down」や「Sleep On Dream On」、
サンタナ的なラテンロックのインビさが味わえる「Pretty Girl」、

そして、Pete Rock & C.L.Smoothの「T.R.O.Y.」ネタで知られるインストファンクの傑作
「When She Made Me Promise」と素晴らしい。

ラテンとファンクが融合したストリートファンクを楽しめる一枚だ。
posted by xylitol at 22:35| Comment(2) | TrackBack(1) | FUNK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

The Futures / Past Present And The Futures & The Greetings Of Peace

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フィラデルフィア出身の5人組コーラスグループ、フューチャーズが、
P.I.R.に在籍していたときにリリースした2ndと3rdを2in1したCD。

78年産2nd『Past Present And The Futures』は、名盤として誉れ高い
1st『Castels In The Sky』に負けず劣らず素晴らしい作品で、
1stには少なかったメロウムードの要素をより加えることで、
コーラスグループとしての完成形を示した好盤に仕上がっている。

「Part Time Party Man」や「You're The One / Someone Special」といった
ゴージャス感漂うフィリーダンサーから、

メロウグルーヴの最高峰「Ain't Got Time For Nothing」や、
ファルセットリードの歌声にしびれてしまう「Your Love Is Deep Inside Of Me」、
完全にEW&Fを意識した「Come To Me」といったメロウムードたっぷりのミディアムナンバー、

そして、イントロのベースの語りといい、テナーとファルセットのからみといい、
否応なしに胸に突き刺さってくる失恋ソングの傑作「I Wanna Know; Is It Over」と、
全8曲、駄曲一切なしの一枚で、大満足だ!

そしてもう一枚、80年産3rd『The Greetings Of Peace』は、
フィリーとしては後期にあたる作品。
ギャンブル&ハフらしいフィリーダンサーよりも、ミディアム〜スローの出来が良く、
大味ながらもテナーの唄いっぷりで押すスロー「Why Must It End」や、
ハーマンズ・ハーミッツのカバー「Silhouettes」が良い。

ちなみに現在このCD廃盤ですが、
UKのEdselから同内容+ボートラ1曲追加したCDがリリースされているので、
興味のある方は、そちらでどーぞ。
posted by xylitol at 22:02| Comment(4) | TrackBack(0) | 甘茶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月03日

Whatnauts / On The Rocks

whatnauts3.jpg

ホワットノウツの3rd(72年産)。
先日アナログの再発盤にて2ndと共に購入。

Pro.は甘茶大王ことジョージ・カーと、もう一人、マイケル・ワトソンの2人の連名になっている。
推測ではあるが、全8曲中5曲(1,3,4,6,8曲目)のスウィート路線をジョージ・カーが、
残り3曲(2,5,7曲目)をマイケル・ワトソンが、別々にプロデュースしているのではないかと思う。

全体のサウンドは前作と同様、妖しくも魅惑的なニュージャージー・サウンドが堪能でき、
「You Forget Too Easy」や「Hurry Up And Wait」といった、
ジョージ・カーオリジナルのやるせなさ満載の楽曲や、
明るく軽快な調子ながらも、なぜかせつなくさせるシャッフルビートのダンサー「Blues Fly Away」、
スモーキーロビンソン&ザ・ミラクルズの原曲を、
より黒くこってりと煮込んだような深い味わいで聴かせる傑作カバー「Ooo Baby Baby」
と素晴らしい出来だ。

またマイケル・ワトソン作のファンク調の「Heads Up」や「Why Can't People Be Colors Too?」は、
スウィートとはまた違った彼らの一面が見てとれて、非常に興味深い。

P.S. ジャケが2ndと同じ服っていうのが、手抜きでいいっす。
posted by xylitol at 23:16| Comment(4) | TrackBack(0) | 甘茶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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