2007年02月25日

Gaston / (2nd)

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ノース・カロライナ出身のガストン、82年産2nd。
先日再発CDにて購入。
ジャケでは6人写っているが、クレジットをみるとどうやら7人組らしい。

ローカルなファンクグループであるが、2曲のバラード目当てに購入した。

その2曲とは、「You Don't Love Me」と「Love Is Gonna Getcha」で、

「You Don't Love Me」は、せつないシンセのイントロと語り、
情感たっぷりのリードと、ファルセットぎみのコーラスワークがタマらないバラードだ。
サビがビリースチュアートの「I Do Love You」まんまなので、意識的にそうしたものと思われるが、
最高であることにはなんら変わりはない1曲だ。

「Love Is Gonna Getcha」は、ブルージーなギターとコーラスが唄うサビが印象的な1曲で、
後半のリードとコーラスが徐々に熱を帯びてくるあたりは、
ファンクグループというよりコーラスグループの域に達していると思う。

また、80'sらしいモダンテイストのミディアムチューン「Mind Sticker」や、
シンセヴォーカルとオールドスクールラップを織り込んだファンクチューン
「Here A Funk, There A Funk, Everywhere A Funk Funk」が良い
(タイトル最高!)。

1stってどんな感じなんでしょうか?
posted by xylitol at 18:49| Comment(2) | TrackBack(0) | FUNK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月22日

V.A. / the wants list 2

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英Soul Brother Recordsから2005年にリリースされた、18曲入りコンピ。
先日中古CDにて購入。

クラブのフロアやラウンジ向けのレアグルーヴを集めた、いかにもイギリス人らしい仕事ぶりが素晴らしい。
こういった貴重な音源がCDという形でコンパイルされ、気軽に聞けるようになり、とても感謝している。

18曲どの曲も粒ぞろいなのだが、その中でも特に素晴らしかった曲をピックアップすると、

バリーホワイトのヒット曲を、よりタイトに、かつビートをとがらせることにより、
独特のグルーヴを生み出した傑作カバー
Kellee Patterson「I'm Gonna Love You Just A Little Bit More」や、

フリーソウルのコンピにも収録されていたミディアム・フィリーダンサー
Barbara Mason「World In A Crisis」、

特徴あるイントロとポップテイストのメロディーが可愛い
Edna Wright「Ooops! Here I Go Again」、

魅惑的なズンドコ系グルーヴとグロッケンの音色が甘茶好きをうならせること請け合いの
Sly Slick & Wicked「Sho' Nuff」、

兄譲りの歌唱力を持ち、憂いを秘めた歌声と感情表現でディープに迫ってくる
Jeannie Reynolds「Unwanted Company」が良い。

そして、
反復するパーカッシィヴなリズムループと、切羽詰ったようなリードのファルセット、
そして絶妙なタイミングで入ってくるコーラスワークが最高の、
The Vibrations「Shake It Up」がこのCDでは一等賞だ!

Vol.1は未聴なのだが、はやくもVol.3が聞きたくなってしまった。
posted by xylitol at 23:58| Comment(3) | TrackBack(0) | SOUL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月18日

Revelation

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NY出身の4人組、リヴェレーション通産5枚目のアルバム(82年産)。

80年初頭に流行ったブラック・コンテンポラリーのレベルの高いサウンド群と、
彼らの卓越したコーラスワークが見事に合致した作品だ。

プロデュース、アレンジメントはトムトム84ことトーマス・ワシントンが担当。
彼はEW&Fのアレンジ仕事をしていたこともあり、
所々彼らのサウンドを彷彿とさせるあたりが非常に興味深い。

全11曲収録で、「Holdin' On」や「Caught In The Middle」のアップ曲も良いのだが、
やはりスローものが最高なので取り上げる。

まずは「Without Love」。
EW&Fのヒットバラード「After The Love Is Gone」か?と思ってしまうような1曲だが、
こちらも本家と負けず劣らず胸を締め付ける最高なバラードだ。

また、ファルセット・リードが切実に歌う正統派バラード「It's That Time」
(最初女が歌っているものかと思ってしまった)や、

丁寧に歌うテナーの歌声が徐々に熱を帯びていく「I Never Forgot Your Eyes」と申し分ない。
posted by xylitol at 23:20| Comment(6) | TrackBack(0) | SOUL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月15日

Ace Spectrum / Inner Spectrum

acespectrum.jpg

NY出身の4人組、エイス・スペクトラムの1st(74年産)。
先日CD再発され購入。

さわやかなコーラスが印象的なグループだ。

プロデューサーはメイン・イングリディエントのトニー・シャンペーン・シルヴェスター、
アレンジはバート・デコテーが担当していることから、
黒さよりもポピュラー感を前面に出した作りになっている。

そのせいでソウルファンからあまり支持されないのか、
ソウルフリークのバイブル「USBDG」に彼らの作品は紹介されていないのだ。
(意図的にはずした、とのことだが、やはり黒さ不足が原因と思われる)

しかし、一環して貫かれているさわやかさは、何事にも変えがたい魅力を放っており、
フリーソウルやソフトロックがお好きな方には、喜んでいただける作品ではなかろうか。

全8曲収録で、アシュフォード&シンプソンのペンによるスマッシュヒット
「Don't Send Nobody Else」や、
アイズレーブラザーズの『3+3』を意識したと思われる2曲
「Don't Let Me Be Lonely Tonight」「If You Were There」と、
冒頭3曲の出来はなかなかなものだ。

また、まさにソフトロック的な「Pickup」や、
多面的なコーラスの重ね方に、グループ名の偽りの無さを感じる、
7分半の大作「I Don't Want To Play Around」が良い。

この調子で、2nd、3rdもCD化されるといいんですが・・・
posted by xylitol at 23:02| Comment(11) | TrackBack(0) | SOUL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月11日

Ron Henderson & Choice Of Colour / Gemini Lady

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ノース・カロライナを拠点として活動していたRon Henderson & Choice Of Colourの編集盤CD
(2005年に"Soul Junction Records"という、なかなかシャレの利いたところからのリリース)。

ロン・ヘンダーソンの男の色気を感じさせるリード・ヴォーカルが最高だ。

全20曲収録で、内訳は、
72年産シングル2曲に、彼らの唯一のアルバム『Soul Junction』から9曲中6曲、
83年産シングル1曲に、80年代初頭に録音した未発表曲11曲、といった内容。

まずは、72年産シングル2曲。
「Your Love」は60'Sノーザンダンサーを想起させる軽快なアップナンバー。
「You're Twenty-One Today」は甘めのコーラスとファルセットで聞かせる、いかにも甘茶な一曲だが、
途中の地声になるブリッジで渋さを出すあたりが、一筋縄ではいかない魅力を放っている。

アルバム『Soul Junction』からの6曲は、どの曲も甲乙付けがたい傑作の数々で、
ムーンライトセレナーデっぽいイントロのストリングスに導かれ、
ファルセットと地声をたくみに操るロンのリードと、各パートの緻密なアレンジに舌を巻く「I'll Be Around」、
男の色気たっぷりのロンの地声を堪能できる、タイトルとは正反対な軽快なミディアム「Love Is Gone」、
聞くものを説得するかのような歌声が、よりディープに迫ってくるバラード「All Men Can't Be Wrong」、
そしてシングルヒットした、男というものは・・・的な慰めと説教で綴る「Don't Take Her For Granted」
と最高だ!

83年産シングルは「Gemini Lady」で、
乾いたギターカッティングとエコーがかったメロウサウンドで聞かせるミディアムチューン。
やはりここでもロンの歌のうまさが聞くものを魅了する。

80年代初頭録音の未発表音源11曲は、『Soul Junction』の流れを汲む楽曲になっており、
ホーンセクションとストリングス、甘いコーラスワークでゴージャス感を出したミディアム
「Nobody Will Ever Take Your Love From Me」や、
短調な曲調で苦味を出し、ロンの歌声で甘味を引き出した甘茶曲「Yours Is The Love I Want」が良い。
何故これら11曲が今まで闇に眠ってたままだったのか、不思議でならないほど良曲ぞろいだ。

最後に、ロン・ヘンダーソンの歌声って、なんとなくダリル・ホールに似てると思いませんか?
posted by xylitol at 22:34| Comment(3) | TrackBack(0) | SOUL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月07日

Sylvia / The Sensuous Sounds Of Sylvia

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シンガー、作曲家、プロデューサー、そしてレーベルオーナーとして、
多岐にわたり才能を発揮するシルヴィアのベスト盤。
(1996年にRHINOからリリース)

その昔、P-Vineから1stと3rdをくっつけた2in1CDを持っていたのだが、
金に困って売ってしまった。
それから数年後、また欲しくなり探したがなかなか見つからず、
なかばあきらめかけていたのだが、
先日彼女の代表曲を集めたベスト盤を、中古ではあるが見つけ、
即ゲットした。
(まさかRHINOから出てるとは思わなかったなぁ〜)

彼女の最大のヒット曲でもあり、アルグリーンのために書き下ろしたともいわれる
「Pillow Talk」はもちろんのこと、
「Sweet Stuff」に「Next Time That I See You」、そして
マーヴィンゲイのカバー「You Sure Love To Ball」(あえぎ声スゴすぎ!)と、
吐息で綴るセクシーソウルが全20曲収録。

個人的に、バリーホワイト「つのりゆく愛」まんまの「Private Performance」や、
ハリーレイとのデュオ82年産甘茶「Sweet Baby」、
シュガーヒルオーナー自らラップを披露するディスコナンバー
「It's Good To Be The Queen」が収録されているのがうれしかった。

シルヴィアはこのベスト盤で十分な気がする。
posted by xylitol at 23:24| Comment(12) | TrackBack(0) | 甘茶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月05日

Perfect Touch / Touching You

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デトロイト出身の正体不明なグループ、パーフェクト・タッチ唯一の作品(80年産)。

数年前白黒ジャケという体裁でのLP再発、また2、3年前にはCDでの再発がなされた人気盤であるが、
なぜか店頭から姿を消してしまった。
しかし最近またCDにて再発売されたので、日本語帯・解説付き輸入盤にて、
めでたく購入することができた。

このパーフェクト・タッチ、ヴォーカルグループなのか、はてまたVo&インストグループなのか、
また何人組なのか、まったくわからない困ったグループである。
ライナーや裏ジャケに記されている"Produced Written And Performed By Perfect Touch"からすると、
Vo&インストグループの気がしないでもないが、
解説のマスクマンの見解(ほとんどの曲のリードがファルセット、
バックコーラスの付け方がこなれている、という点)から、
ヴォーカルグループの可能性も考えられる。

もしその辺の事情を知っている方がいらしたら、教えてください。

アルバムの内容はというと、全7曲収録と少ないものの、1、2曲のアップを聞き終えると、
3曲目から7曲目まで続く、血糖値UP確実のスウィートナンバーが並んでおり、

出だしの♪シュビドゥバー♪のコーラスと甘ったるいファルセット、
そして80'sらしいライトな演奏で聞かせるミディアムナンバー「Someday」や、

はかない美メロとため息まじりのヴォーカルスタイルに途中の語りと、
甘茶好きにはタマラない要素が兼ね備わった傑作バラード「Don't Even Try It」、

全体にエコーを効かせ、ウルトラドリーミーな雰囲気に仕上げた
ミディアムナンバー「Merry Go Round」と最高だ!

レア盤かつ人気盤の意味がよくわかった、甘茶ソウル好き必至の作品だ。
posted by xylitol at 00:13| Comment(5) | TrackBack(1) | 甘茶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月02日

Moment Of Truth

momentoftruth.jpg

サルソウルを代表とするモーメント・オブ・トゥルース唯一の作品(77年産)。

メンバー4人がお面をかぶったジャケットが印象的であるが、
それゆえに購買欲を減退させる代物である。
そのせいでなかなか購入までに時間がかかってしまったのだが、
先日さんのお店で聞かせてもらい、一発で気に入り、やっとこさ購入した。

全8曲入りで、75年にリリースされた傑作ダンサー
「Helplessly」の路線を踏襲したフィリーダンサーがほとんどで、
マーサ&ザ・ヴァンデラス「Dancing In The Street」と、
サム&デイヴ「Hold On I'm Comin'」のフレーズが飛び出す
「Lovin' You Is Killing Me」、「Chained To Your Love」や、
トランプスが得意としそうな楽曲「Come On In」、
ダブル・エクスポージャー「Ten Percent」に匹敵する「You Got Me Hummin'」と、
ダンサー系はどの曲もクオリティが高い。

また唯一のバラード「You're All I Want You To Be」は、
ファルセットとバリトンが織り成す正統派甘茶でなかなかの出来で満足。
ファルセットがかなりのツワものなだけに、他の曲でももっとフューチャーしてほしかった気がする。

まぁしかし、サルソウルらしい強力なフィリーダンサーが集合した1枚だけに、
見逃してはならない作品であることは確かだ。
posted by xylitol at 00:32| Comment(5) | TrackBack(0) | SOUL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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