2007年01月28日

Heaven Sent & Ecstasy / The Greatest Love Story

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カリフォルニア州オークランド出身のヘヴン・セント&エクスタシーの唯一の作品(80年産)。
自主制作の激レア盤が先日CD化され購入した。

こういったなかなか拝むこともできない激レア盤がCD化されるということは、
まことに嬉しい!の一言に尽きる。

CDのライナーによると、ソウル/ファンク系DJと甘茶ソウルマニアからの支持を受けた作品だそうで、

ソウル/ファンク系DJの目当ては、イントロ数秒のブレイク・ビーツ入りの「I'm A Lady」と、
冒頭1曲目を飾るメロウテイストなアップ「I See Heaven」となる。

また甘茶ソウルマニアのお目当ては、
絶妙なファルセットと女性ヴォーカルが絡み合う6/8拍子のバラードデュエット「Bless You With My Love」、
サックスの音色とイントロの語り、そして、
せっぱつまったファルセットと、そこにうまく調合された女性リードとが、
渾然一体となってムードたっぷりに迫ってくる傑作甘茶「We're Together Again」、
女性リードのみではあるが、やはりスウィートな雰囲気で聞かせるタイトル曲「The Greatest Love Story」
となる。

アルバム全体を通して聞くと、いろいろとあらが出てしまう作品ではあるが、
上記5曲が最高の出来なので、大きな収穫があったと言ってよいだろう。

Groove-Diggersの更なる発掘に期待する!
posted by xylitol at 23:17| Comment(8) | TrackBack(0) | 甘茶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月24日

Band Of Thieves

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白人黒人混合9人組、バンド・オブ・シーヴスの唯一の作品(76年産)。

USBDGの究極のLPコレクションに掲載されていたレア盤が、
先日CDにて再発されたので購入した。

その究極のLPコレクションの著者高沢仁氏によると、
シカゴ周辺で活動していたグループとのこと。

どうもこのグループのリードヴォーカルを担当している
ナポレオン・クレイトンなる人物は白人ではないかと思うのだが、
(ジャケ中央奥にひそんでるヒゲ面の男か?)
そうなるとAORっぽいのかというとそうではなく、
むしろベクトルはソウルに向いている、といった具合なので、
俺のようなAORが少々苦手な方にも十分楽しめる作品になっている。

全11曲中、スウィートバラードが4曲収録されており、
どの曲も雰囲気は似たり寄ったりだが、どの曲もロウ・ビートで展開されるバラード郡で、
甘茶好事家をうならせることうけあいだ。

ちなみにその4曲とは、
「Sweet Lady」、「A New Day」、「Love Me Or Leave Me」、「I Need You」で、
特に「I Need You」は、日本のティン・パン・アレイを彷彿とさせる、
朴訥とした演奏で聞かせるラブバラードで最高だ。

しかし、このBand Of Thievesというグループ名、かっこよすぎです。
posted by xylitol at 23:47| Comment(4) | TrackBack(0) | SOUL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月21日

Everlife / #1

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9人組のローカルファンクグループEverlifeの唯一の作品(81年産)。
先日再発CDにて購入。

レコーディングスタジオやミックス場所から想定して、
デトロイト周辺で活動していたグループと思われる。

ホーンセクションを要しているものの、全体的にローカル臭がして、B級感がぬぐえないグループだ。
まぁ〜そこがマニアにはオツに感じるところなのだろう。

特にこの手のグループはバラードがヤヴァく、
ウマヘタな男性ファルセットが切々と求愛を歌う「I Love You Girl (With All My Heart)」や、
女性ヴォーカルとのミディアムスローなデュオ「Dream Machine」が良い。
(もう1曲「You Are My Lucky Star」というバラードがあるが、
ちょっと大味な気がして、個人的には×)

ファンクものでは、冒頭1曲目「Have A Good Time」がまあまあな出来なのだが、
やはりアップは全体的にファンク特有の重さが不足ぎみで、消化不良な感がある。
残念としかいいようがない。

もしかしたら女性ヴォーカルがなければ、まだ聞けたかもしれないな。
posted by xylitol at 22:33| Comment(2) | TrackBack(0) | FUNK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月19日

V.A. / The Spirit Of Philadelphia 2

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英expansionから2006年にリリースされた『The Spirit Of Philadelphia』の第2弾。

今回は、ベン・E・キングやエディ・ケンドリックス、ウィスパーズにフォー・トップスといった
そうそうたるビッグネームが、フィラデルフィアに赴きレコーディングした、
いわゆる“フィリー詣で”作品を中心に、全17曲収録されている。

曲により、フィリーサウンドに合っているアーティストと、そうでないものがあるのは否めないが、
そんな中でも光輝く数曲があり、

フィリーにはめずらしいレア・グルーヴを持つBrenda & The Tabulations
「Let's Go All The Way (Down)」や、
ジョーンジスの人なつっこさが存分に引き出されたウルトラミディアム「In Love Again」、

マイナーなメロと間奏のサックスがムードを引き立たせるGateway「Can't Accept The Fact」、

優雅に流れるストリングスの上を味わい深いヴォーカルと美メロが見事に調和された傑作ミディアム
Angro-Saxon Brown「Straighten It Out」、

スタイリスティックスのフォーマットそのままに、Doo-Wopからの脱却を図る
Little Anthony & The Imperials「I Don't Have Time To Worry」が良い。

また、最後に収録されたVincent Montana JR & The Philly Sound Orchestra
「That's What Love Does」は、どうやら新録らしいのだが、
まるで当時のスピナーズが歌ってもおかしくないような良曲で、
リードヴォーカルのWillam "Smoke" Howardなる人物の声がなかなかの男前で
ヤラレてしまった。
posted by xylitol at 00:06| Comment(3) | TrackBack(0) | SOUL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月14日

Solaris / Solaris

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6人組(内女性1人を含む)ヴォーカル&インストグループのソラリス唯一の作品(80年産)。

先日某CDショップにて視聴し、衝動買いしてしまった。

ライナーに書いてあるレコーディングスタジオから推測すると、
LAやサンフランシスコ周辺で活動していたローカルグループと思われる。

全体の雰囲気は、80年初頭らしいメロウサウンドで統一されており、
ピアノとフルートの特徴的なイントロが印象的な1曲目「You And Me」が最高だ。
高めの男性テナーとイヤミを感じさせない女性のツインヴォーカルを配し、
一貫してフューチャーされているフルートの音色が心地よく流れるアップナンバーで、
一発で気に入ってしまった。

また次の曲「Keep It Up」はよりテンポを落とし、
ゆったりとしたストリングスの上を、スモーキーロビンソンを彷彿とさせる
リードヴォーカルが切なく迫ってくる1曲で、これまた最高!

他の曲でも、女性ヴォーカルをメインにしたメロウグルーブ「Before The Dawn」や、
サム・ディーズ作にしてはめずらしいディスコナンバー「A Case Of The Boogie」が良い。

しかしどこかで見覚えのあるジャケだなぁと思っていたのだが、
しっかりと甘茶ソウル百科事典に掲載されてました(Billy's Select 075)。
posted by xylitol at 23:01| Comment(2) | TrackBack(0) | SOUL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月11日

V.A. / Soulful Thangs Vol.6

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甘茶ソウルコンピの最高峰「Soulful Thangs(以下ST)」のシリーズ第6弾が
先日リリースされたので、即購入した。

全22曲収録で、個人的な見解になってしまうが、数曲の当たり曲があったので、
それなりの収穫があり、なかなか満足している。

数曲の当たりを挙げてみると、

コーラスの厚みとファルセットがイカす美メロ甘茶Haze「I Do Love My Lady」
(masatoさんいわくこのグループ、ブラックロックなんですって?!)、

ローカルなレア盤として知られるRayfield Reid & The Magnificentsのアルバムタイトル曲で、
冒頭の語りと、歌いだしの♪アイノー♪でノックアウトされる「Treat You Right」、

地味な曲だが、コーラスワークの絶妙さから実力者だとわかるCompliments「Falling In Love」、

80年代のブラコンに甘茶フレーバーをまぶしたCalif.Executives「I Don't Know Why」
(終盤の4分あたりからくい込んで来るキンキンのファルセットが最高!)、

スタイリスティックスの1stに収録されているミディアム曲をカバーした
Little Anthony & The Imperials「If I Love You」、

USBDGの究極LPコレクションに掲載されているSly,Slick And Wickedによる
ドゥーアップの流れを汲む甘茶曲「Confessing A Feeling」
(バラッズのVerも最高っす)、

と、素晴らしい出来だ。

他にも平均点を越す曲が多数収録されており、やはりSTは「鉄板」だと思った。
posted by xylitol at 00:31| Comment(5) | TrackBack(0) | 甘茶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月06日

O'Jays / Back Stabbers

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オハイオ州出身のオージェイズが、フィラデルフィアに拠点を置き、
見事大成功をおさめた記念碑的作品(72年産)。

この作品の成功を機にP.I.R.は、その後数年躍進し、
いわゆる"フィリーサウンド"を量産し続けることとなる。

P.I.R.初のヒット曲となるタイトル曲「Back Stabbers」は、
マクファデン&ホワイトヘッドのペンによる作品で(ちなみにアレンジはトム・ベル)、
ラテンビートをベースとした最高級のミディアムチューンだ。
たった3分間の中に、躍動感や華やかさ、インビさに艶やかさといった、
ソウルミュージックには欠かせないエッセンスがギュッと凝縮した、
まさに絵に描いたような1曲。

他の曲では、ギャンブル&ハフらしいメッセージ色の強いフィリーダンサー「Love Train」や、
シャッフルビートにフィリーのゴージャス感が合わさった「(They Call Me) Mr.Lucky」、
70'sファンクをフィリー風に料理した「When The World's At Peace」が良い。

また、エディ・リヴァートのリードヴォーカルに合わせたようなバラード
「Listen To The Clock On The Wall」と「Sunshine」は、
決して甘さに流されない、黒いツヤとディープな感情表現に満ちた
傑作バラードに仕上がっている。

オージェイズの代表作なだけに、長く聞き続けていきたい作品だ。
posted by xylitol at 23:28| Comment(8) | TrackBack(0) | SOUL | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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