2006年09月24日

Zingara

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作曲家、プロデューサー、そしてシンガーとしても名を馳せた
ラモン・ドジャーが作りだした4人組の唯一のアルバム(81年産)。
先日再発CDにて購入。

実はこのアルバムの数曲のリード・ヴォーカルをとっているのが、
あのジェイムス・イングラムということで、結構話題になったアルバム。
アルバムには彼の名前が記していないため、真意のほどがはっきりしなかったが、
俺の買ったCDには、彼の歌っている写真が乗っていたり、
英語のライナーにもそれらしきことが書いてあるので、間違いないだろう。

全9曲中、ジェイムス・イングラムがリードを担当しているのが5曲で、
アーバンなバラード「Love's Calling」、
女性メンバーとのデュエット「You Sho' Know How To Love Me」、
すぐさまダンスクラシックスに認定したい傑作ダンサー「I Surrender」、
ミディアムナンバー「Haunted House」「Wonder Love」と、
彼の高角ぎみの声と節回しの素晴らしさを堪能することができる。

また、ワリ・アリという男性メンバーがリードを担当したアーバンバラード「For All Of My Life」や、
女性メンバーのカレン・コールマンのリードがさわやかなメロウナンバー
「Are You Ready For Love」も最高の出来で大満足の一枚だ。
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2006年09月23日

The Ballads / Sweet Soul Sensation

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バラッズのおフランス産CD。
さんが教えてくれ、先日中古にて購入。
ちなみにさんのレビューはこちら

バラッズは正式にはシングルオンリーのグループだが、2枚の幻のアルバムが存在する。
『The Gift Of Love』と『Confessing The Feeling』がそれで、
この2枚からの音源も多数収録されている。

前半(1曲目から12曲目まで)は『The Gift Of Love』周辺の曲が収録。
「God Bless Our Love」や「I Love You Yeah」の60'sバラードが格別に良い。
またバラッズと名乗っている割りには、
モータウンを彷彿とさせるジャンプナンバーが多数あったのが意外だった。

後半(13曲目から24曲目まで)は『Confessing The Feeling』周辺の曲が収録。
「Dizzy World」「Confessing The Feeling」「Your Love」、オリジナルズのカバー「Baby I'm For Real」など、
ドゥーワップの意思を継ぎながらも、
70'sの甘茶フレーヴァーにも目配せしたバラード群がやるせなく心にしみる。

また女ヴォーカル参加の「Treat Me Like Your Woman」やミディアムナンバーの「Wait」も良い。

バラッズ音源は貴重なので、こういう形で聞けるのは良いことなのだが、
いかんせん音があまり良くないので、
『The Gift Of Love』と『Confessing The Feeling』を是非とも
デジタル・リマスターでCD化してもらいたいものだ。
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2006年09月20日

Positive Change

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ワシントンD.C.出身の5人組ポジティヴ・チェンジ唯一の作品(78年産)。
先日中古CDにてやっと見つけ購入。

プロデューサーは「I'm Back For More」で知られるアル・ジョンソン。
彼はあのテリーハフの名盤『The Lonely One』もプロデュースしているのだ。
才能ある男だ。

このグループの特徴は、テナーとファルセットが代わる代わるリードを取っているところで、
テナーがスピナーズのフィリップ・ウィンに似ており、
マナーをわきまえながらも高音程を巧みに操る、かなり歌える俺好みの男だ。

またファルセットも少しくぐもった感じの声を使い、メロウに攻める男で、これまた好みだ。
これでコーラスが厚めで最高だから、まったく非の打ち所が無い。
レア盤で高騰するのもわかる話である。

全10曲入り。どの曲も粒ぞろいで、
さわやかな擬似フィリー「Just Give Me A Part Of You」や、
メロウに攻める「Girl You Must Believe」「Love Of A Lifetime」、

サビのたたみかけとリードの素晴らしさに思わずのけぞってしまう「This Is Where I'll Be」、
そして傑作バラードの「Where Is She Today?」、
ミディアムスローの「Can't Believe You'd Break A Promise」と最高だ!

グループ狂の方に是非聞いてもらいたい一枚だ。
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2006年09月18日

Anacostia

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アナコスティアの77年産1st。
先日再発CDにて購入。

彼らは「5-10-15-20」で知られるザ・プレジデンツを母体とした3人組のコーラスグループ。

77年産でヴァン・マッコイが深く係わっているため、かなりディスコ風味なダンサーが多く収録されているが、
全9曲中の2曲のバラードがアーバンな味わいでなかなか良い。

「Looking Over My Shoulder」のゆったりとした曲調と美しいストリングスが見事にマッチしているし、

「I Can't Stop Loving Her」の壊れそうな繊細なメロディーを、
コーラスワークとリードのファルセットが丁寧に包みこむようにして、
キメ細やかに仕上げていて素晴らしい。

アップは全体的に地味であまり印象がなく、
どうせやるんなら、とことんはじけるようなディスコ・チューンをやって欲しかったぁ〜と思った。
posted by xylitol at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 甘茶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月16日

Smokey Robinson & The Miracles / Gold

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スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの50曲入りのベスト盤(2005年リリース)。

「Shop Around」「Mickey's Monkey」「Going To A Go-Go」「The Tears Of A Clown」など、
モータウンの歴史を彩った名曲・ジャンプナンバーが数多く収録されているが、
ここではスウィートナンバーを取り上げる。

甘茶のみならず、ソウルクラシックスとしても知られるバラード「Ooo Baby Baby」や、
スモーキーのヴォーカルが徐々に熱を帯びてくるミディアムチューンの傑作「More Love」、

オラン・ジュース・ジョーンズがカバーした「Here I Go Again」、
これまたエスコーツがカバーした「We've Come Too Far To End It Now」などの、
60’Sオリジナルスウィーツを楽しむことができる。

また「I Can't Stand To See You Cry」における、
スモーキーのヴィブラートをかけたファルセット使いに、身もだえするかのような独特の歌唱、
そしてより甘さを上乗せしたコーラスワークが、めくるめくスウィートネスを生み出す1曲で見逃せない。

ちなみにホワットノウツにも同名の曲がありますが、異曲です。
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2006年09月13日

Touch Of Class / Love Means Everything

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フィラデルフィア出身のタッチ・オブ・クラス81年リリースされたアルバム。
先日再発CDにて購入。

実は76年産のファーストアルバム『I'm In Heaven』に2曲プラス&1曲マイナスした改訂盤とのこと。

内容はというと、完璧なフィリー・ダンサーな曲のテンコ盛りで、
元気溌剌でいて華麗、そしてちょっぴりおセンチなグルーヴィーナンバーが、
これでもか、これでもかと襲いかかってくる、モノすごい作品なのだ!

のっけのタイトル曲「Love Means Everything」から、すでにエンジン全開で飛ばしまくり、
スピナーズの「Could It Be I'm Falling Love」似の「I'm In Heaven」や、
かわいらしいポップ調がうきうきする「You Got To Know Better」、「One Half As Much」、
本家とタメをはるフィリー・ディヴォーションズのカバー「I Just Can't Say Goodbye」、
そして唯一のバラード「Love Me Tonight」もなかなかの美味なり。と全9曲最高だ!

モデュレーションズの傑作『It's Rough Out Here』がお好きな方には、
申し分ない作品ではないだろうかと思ってしまうほど、内容が充実していて飽きさせない。

こうした闇に埋まっていた作品が、また世に解き放たれるということはとても喜ばしいことだし、
何よりもこの作品を再発したP-VINE、ならびにCD再発に係わったスタッフに感謝したい。
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2006年09月11日

Brief Encounter / We Want To Play

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ノース・キャロライナを拠点として活動していたブリーフ・エンカウンターの81年産アルバム。
先日再発CDにて購入。

『Soulful Thangs Vol.3』収録の「Where Will I Go」がなかなかの甘茶曲だったので、
アルバムにはそれを凌ぐ甘茶曲があるのではないかというスケベ心で購入したが・・・

バラードは2曲あり、「Together In Love」がそれにあたる。
雰囲気はあるものの、抑揚の無いメロディーが右から左に素通りしてしまい、
つかみどころが無く、まったくもって残念だ。

もう一曲「Now I Know I Love You」はアコギ一本(しかもアルペジオ)で歌うフォークで、戸惑いを感じる。

あとは数曲の煮え切らないFUNKで構成されている。

そんな中でも「Since I Met You Girl」がファルセットで決めたさわやかダンサーでなかなかの美味なのだが、
これから盛り上がるっていうところで、何故かフェイドアウトしてしまうのだ。

どーゆー事?それ。
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2006年09月09日

Rhythm Machine

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USBDGの究極レア盤で紹介されていたRhythm Machine唯一のアルバム(76年産)。
先日再発CDにて購入。

全体の出来については、あれこれ言われているような、騒ぐほどのものではないと思う。
ファンク曲もスロー曲も、まぁ〜平均の水準ではないだろうか。

ファンク曲は「Lil's Place」、スローでは8分以上にもわたる大作「Brenda And Me」が良い。

また、橋本徹が跳んで喜びそうなフリーソウル風味の「Put A Smile On Time」がさわやかで美味しい。

こういった闇にうもれていた激レア盤がCD化されることは喜ばしいことなのだが、
あまりに過度に期待してしまうと痛い目に遭う、そんな一枚だ。

ネオンパークさんとさんもこのアルバムのレヴューしてますので、勝手に貼らせてもらいます。

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2006年09月08日

Chaz

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ピッツバーグ出身のファンクバンドChazの83年産アルバム。

いわゆるローカルのヴォーカル&インストグループだが、
アルバム全8曲中4曲のスロー・バラードがやるせなく、いい味出していて、とても良いのだ。
ちなみに4曲ともファルセットで決めてくれている。

EW&Fの影響を受けてはいるものの、冒頭の「Hey Baby...」の語りから、
甘茶好事家をうならせること間違いないメロウチューン「Tell Me Your Name」や、
よりムーディーに攻めたラヴバラード「Tell Mommy」、

ポップ調のミディアムテンポとホーンセクションのメリハリ感が気持ちいい
「Baby Let Me Be The One」、

そして、やるせないメロディーで求愛を歌う正統派甘茶「I Want To Talk To You」と
ファンクじゃなくて、こちらで勝負したほうがいいのではと思ってしまうほど、
スローに突出した一枚だ。
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2006年09月06日

The Manhattans

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マンハッタンズ76年産傑作アルバム。
彼らの人気を決定付けた一枚だ。

ディスコの波が押し寄せる最中に、全10曲中バラードが7曲というのも、
彼ら自身から来る自信の表れに違いない。

このアルバムのプロデューサーはボビー・マーティンなので、
一発でフィリーサウンドだとわかるのだが、
よりコーラスグループとしての輪郭をくっきり出すためなのか、
フィリー特有のキラびやかさが一歩引いた形になっている。

不倫の末、別れを選択した男の心情を描いた傑作「Kiss And Say Goodbye」や、
地味ではあるが「Take It Or Leave It」「Hurt」と
バラードの代表曲が並ぶ。

またニューヨーク録音3曲も派手さはないが、EW&Fの「Reasons」のカバーや、
胸キュンな「La La La Wish Upon A Star」とコーラスグループとしての完璧な形を提示している。

ジェラルド・アルストンの安定したリード・ヴォーカルと
ウィンフレッド・ブルー・ラヴェットの特徴的なベース(&語り!)、
そしてキャリアを積み上げてきた最高のコーラスワークを十二分に楽しめる一枚だ。
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2006年09月02日

Numonics / Rollin'

numonics.jpg

ロサンジェルスを拠点として活動していたニューモニックス唯一の作品(82年産)。

超〜ドインディーなレア盤なのだが、去年CD化され購入。
こうしたマニア垂涎アイテムが、容易に手にすることができるので、うれしいの一言に尽きる。

マイナーなグループだが、実に腰を落ち着かせた、歌唱力のあるヤツらで、
多くのソウル・マニアから支持されていたことがわかる。

「Forever And A Day」や「You Lied」のスムースなミッドチューンも良いのだが、
冒頭の語りから何かやらかしてくれそうなアルバムの目玉曲「Time Brings About Changes」や、
甘さと渋さが絶妙にからみあう「It's So Easy To Be Mislead」、
そして、妖しいシンセと途中の男泣きがイカす「Some People」の
甘茶バラード郡がやるせなさ全開でヤラレた。

チープなジャケもイカしてるうえ、メンバーの面構えも最高な一枚だ。
posted by xylitol at 23:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 甘茶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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